悩みの相談・愚痴など様々な人生の出来事について話し合いましょう。
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nayamisoudankun’s blog

人生は悩み多きもの。コラムで悩みを愚痴たり、慰め合ったり。

30年間の価値観の変化:お孫さん?お子さん?

 先日ある会合があった。ブラブラと会場に入っていくと、知り合いの女性が子供連れで来られている。会合は2時間余り、・・・、当然子供に宜しいはずがない。女性はむずかる子供をあやし乍ら辛抱強く会合に終いまで出ていた。

 昨日、その女性と偶々出くわした。立ち話をして、つい「先日はお孫さんとご苦労様でしたね。」と言い掛けたが、・・・待てよと口を噤んだ。「ひょっとしたら、子供さんかもしれない!」

 彼女の方から、「子供のために先日の会合では苦労しました。少し障害があって成長がおくれてもいますし・・・。」と話が出た。

 世の中は高齢出産の女性も増えているし、色んな病気に苦しんでいる人もいる。自らも含めみんなの幸せ・みんなが生きていく権利を守るために「世の中も少しずつ変わってきつつある」。

 30年位昔、欧州でビジネスをしていた時、ご本社の役員様がお越しになった。

 事務所で現地スタッフの女性とアレコレと役員様に説明し汗をかいた。彼女が席を外した時、役員様から「あの女性なかなか優秀だね。結婚してるの?」と質問があった。

 実は、彼女は事実婚(内縁ともいうのかな?)で子供さんもいた、・・・が・・・まてよ、それをストレートに言うと、「君は社員管理をどうやってんだね!」とのご叱責がでるんではないかと、サラリーマン根性で踏みとどまった。「・・・いやー、幸せなご家庭のようですよ、余り個人生活には触れないようにしていますので・・・」てな言い方でごまかした。

 席に戻った彼女との会話がその後も和やかに展開したのは言うまでもない。

 私は小心なサラリーマンだった。

 因みにその国では当時から法的に「事実婚」も正式な結婚とほぼ同様に保護されていた。しかし、30年前の日本の事情はその国とは相当隔たりがあったと思う。

 でも、日本も変わってきたように思う。建て前か本音かは分からないが「正式な結婚」か「事実婚」かでもって、その本人のビジネス上の能力や誠実度の判断基準にすることは許されない社会になりつつあるように思う。

 冒頭の高齢出産の女性との立ち話を、今思い返し、「世の中は常に変化しつつあるし、価値観も変わりつつある。リタイア組と思って、無関心では済まされないんだなあ」と自問自答している。