あるご婦人から、ご親族の財産争いのお話を伺った。
非常に裕福なご家族で、ご子息が一人。
・・・ただし、両親と息子の仲は悪かった。
父親が相当の資産を残して、亡くなった。父親は全ての財産を糟糠の妻に相続させる旨の遺言状を書いていた。
・・・そこで息子は怒ったらしい。「俺にも相応の財産を貰う権利がある」と言い出した。
法律的には「遺留分」という。当然の権利となっている。
母親は全く息子の要求には応じない。
結局、裁判沙汰に至るらしい。
・・・でも、今日、こんな話は日常的になり、余り驚かなくなった。
日本人の家族観や精神構造も変化したということか。
・・・こんな事件がせめて自分の家族には起こらないことを、神社詣での際にお祈りしよう!