「生きる」ということを考える
昨日は、「死ぬ」ということを考えた。
今日は「生きる」ということを考えたい。
今秋、元企業幹部からご挨拶のお手紙を頂戴した。
「過去40数年の会社生活を終え、・・・、今後は、皆様ともお会いすることは少なくなるでしょう、・・・、云々。」とあった。
平素は自分なり気の考えと個性豊かな方であっただけに、このお手紙には驚いた。
現実には、まだ60歳代で今後、平均的に見ても、20年近くの人生がある。
・・・日本人て、こんなにも会社人生してるのかな!?、と悲しくなった。
仕事を辞めてからも長ーい人生がある。
ここをどの様に生きていくか、は特に日本人男性の大きな鍵だろう。
もっとポジティブにリタイア後を考えることはできないものか?・・・極めて素朴な疑問だ。
私は、寛容性に乏しく、利己的な人間だ。・・・従って、何かボランティアをしたいとは特に思わない。
ただし、会社時代のような上下関係にはもうウンザリだし、好きなことを気ままにやりたい。若い人たちに迷惑もかけたくない。
経済的にも、精神的にも、そして出来るだけ健康面でも大丈夫でありたい。
好きな時に酒を飲み、スポーツや旅行をしたい。家族とも円満にかつ子等の安全な将来を見届けたい。
・・・それだけだ。
・・・これって、結局、真面に「生きる」ということではなく、「気ままにやる」ということになってしまうのかな?