時効って知ってる？って、あるボランティア氏がため息をついた。

以下は某ボランティア氏の話。

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サラ金でもクレジットローンでも使っている人は多いと思う。

なかなかお給料は上がらないが、人間の欲望は増大するのが一般的だし。

問題はキチンと借金が払えない場合のあること。

・・・、でも日本という国は良くしたもので、「消滅時効」というものが法律として

ちゃんと存在する。

１．簡単にいつと、サラ金から借金しても、「５年間支払わなければ、時効という仕

　　組みが効き、借金が消滅する」。

　　正式な言い方では「消滅時効を援用する」という。

　　でもここで肝心なのは、「５年経ったから、もう払わない」ということをはっき

　　りと「主張する」こと。

　　５年経っていれば、もう払わなくてもいい。

　　・・・、でもこんな法律のルールを知らないで、借金を沢山して首が回らなくな

　　っている人は相当多い。

２．一方、「金を貸した側」にも便利な法律の仕組みがある。

　　この「時効」を潰すのは意外と簡単だ。

　　①　まず、「金を貸した側」が裁判所に「支払督促申立書」を提出する。

　　②　裁判所はこれを受けて「借金をしている人」に「支払督促を郵送する」。

　　③　「借金をしている人」が何もせずに放っていて２週間経つ。

　　④　「金を貸した側」が更に「仮執行申立書」を裁判所に提出する。

　　⑤　裁判所はこれを受けて「借金している人」に「仮執行宣言を郵送する」。

　　⑥　「借金をしている人が何もせずに放っていると、「時効は中断される」。

　　　　　簡単にいうと、「消滅時効を主張出来なくなってしまう」。

借金でこまっている人は、とにかく裁判所から書類が届いたら、弁護士に相談するのがいい。怖くて、書類を放っているのは最悪だ！

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・・・、彼の話を聞いて、世の中って意外と複雑なようでいて、簡単だ、と思った！

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